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木を科学する、ウッド・サイエンティスト

マーヴィン社には、木を科学する「ウッド・サイエンティスト」がいます。

 

マーヴィンのウッド・サイエンティスト、ベン・ウオレス氏はその高度な専門知識を駆使し、

商品開発から製造現場まで、幅広く活躍しています。

 

ウッド・サイエンティスト ウオレス氏

 

「パインはもっと評価されてしかるべき樹種です。

オークは手間がかかり、マホガニーには採用時、決して無視できない要素があります。」      

と、ウオレス氏。

 

ウッド・サイエンスとは大学などで学ぶ理学領域の専門的な学問です。

 

パイン」は価格的にもバランスが良く優れた窓やドアの素材です。

 

「パイン材を床材に採用するのは、お勧めではありません。

それは、例えば物を落したりするとへこみなどがつきやすい特性があるからです。

窓やドアにものを落とす人はいませんね。収縮や膨張を過度にすることがなく、

且つ強度がありながらもありすぎることがないのがパイン材の特徴です。           

又、塗装の付きが良いのも利点の一つです。」と、ウオレス氏。

 

「強度」は重要ですが、ありすぎても問題です。

 

どんな特性を持った木が、窓やドアに適しているのかを、見極めることが重要です。

強度の高いものが必ずしも良いというわけではありません。

 

どの樹種が一番強度があるか等、膝突き合わせて喧々諤々、いろいろなデータを並べて優劣をつけることは容易です。

しかしながら、耐久性のある窓やドアを創るためには、木のパーソナリティーを理解することが大切になります。

 

その木が本来持っている性質を理解できれば、デザインの限界が自ずと見えてきます。

その限界を超えないことが重要です。

ダグラス・ファーは優れた樹種ですが、デザインがその性質の限度を超えてしまえば良い窓は作れません。

 

 

高価だからと言って、必ずしも良品というわけではありません。

その樹種が、加工しやすいのか、しずらいのかは窓やドアの値段を決める要素の一つです。

 

ウオレス氏:「加工しやすさに加え、供給量によっても製品の価格は大きく左右されます。」

マーヴィン社のオプション樹種の一つに「ホンジュラス・マホガニー」がありますが、

こちらは何といっても、供給量が極めて限定的で、そのため高価になります。

 

ホワイト・オークは、供給量は十分ですが、加工しづらいという特徴があります。

オークは堅く、膨張や収縮をしやすい樹種で、乾燥しづらいという特徴があり、

そのため、製造には細心の注意と工夫、技術も必要です。ホワイト・オークで窓やドアを製作すると、

高価になるのはそういった理由もあります。

 

左:マホガニー        右:ホワイト・オーク

 

「その美しい見た目から、ホワイト・オークは人気の樹種です。

マーヴィンが長い間培ってきたノウハウがあれば、窓やドアにもお使いいただけます。」

と、ウオレス氏は言います。

 

本物の「マホガニー」には、価格に見合った価値があります。

高級家具や楽器用に人気の高いマホガニー。ワシントン条約によって商業取引が厳しく制限されており、市場には模造品も多く出回っているため注意が必要です。IUCNの「レッド・リスト」では「絶滅危惧 やや高い」と評価されています。

 

その「マホガニー」は本当に「マホガニー」ですか? 

マホガニーには種類があります。マーヴィン社ではホンジュラス・マホガニー(「Swietenia Macrophylla」)を採用しており、伐採後、再造林義務を果たすことのできるマホガニーです。

 

ウオレス氏:

「国際的な森林管理協議会(FSC)によって認証された私たちのマホガニーには絶滅することがないように様々な工夫が施されています。だからこそ、価値があると考えています。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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